Mochimune Art Project

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用宗アーティスト・イン・レジデンス

 

用宗で初めての試みとなるアーティスト・イン・レジデンス「Mochimune AIR」では、3名のアーティストをお招きします。
「散歩」を共通のテーマに、まち歩きや地域の方々との交流を通じて、それぞれの創作や今後の展開と向き合う時間を提供します。
滞在の最後には、作品やリサーチ結果など、各アーティストの目的に応じたプレゼンテーションの機会を設けます。
こうしたプロセスを通じて、地域のポテンシャルや課題を見つめ直し、用宗の暮らしをより創造的に楽しむためのアイデア、そして「用宗アートプロジェクト」の未来について考えていきます。

SCHEDULE

開催日程

 

第1回 7/4(金)〜7/6(日) 用宗を見る・知る

用宗を知ることを目的に日常の様子を見学したり、地域に暮らす人々にお話を伺います。また地域の「ハレの日」であるイベントの体験や、それぞれの活動を紹介する「交流会」を通して、地域を訪れる人からみた用宗の印象についても知る機会とします。

 
 

第2回 11月中旬 用宗を考える

前回の滞在を通して考えたことをベースに、それぞれのリサーチや制作を行います。滞在最終日には「もちむね文化市」が開催され、ワークショップなどの実施も検討していきます。このイベントは地域の飲食店やミュージシャン、学生などと交流する機会となります。

 
 

第3回 1月 用宗を伝える

これまでのリサーチや滞在を通して発想したアートワーク・ワークショプなどをプレゼンテーションします。それぞれの目的に合わせた発表場所も検討しながら、今後のアーティストの活動や「用宗アートプロジェクト」の展望についても意見交換を行います。

 

[7/4(金)]アーティスト交流会開催情報はこちら

ARTISTS

参加アーティスト(五十音順)

石川 洋樹

1987年茨城県生まれ。2014年東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了、2019年ロンドン大学ゴールドスミスMFA修了。2019 - 2020年ポーラ美術振興財団 在外研修員として英国に滞在。近年では労働における力構造や制度と実状のねじれなどを問いながら、現代社会の産業的構造、個人の不安や欲望などを分解し、暗示的なモチーフと組み替えた彫刻、映像作品を制作している。主な活動歴に百年後芸術祭 / 千葉 (2024)、個展「Mirage」アライアソシエイツ(2023)「主体と客体」ポーラ美術館アネックス(2021)、「Temporary Satisfaction」個展 The Fizrovia Gallery / London2020)、など国内外の展覧会に参加。

 

小澤 京子

富士宮生まれ、物心つく前から富士山と対話しながら育つ。日本女子大学大学院修了後、学芸員として美術の世界へ。2010年あいちトリエンナーレでアシスタントキュレーターを務めるも、富士山の呼び声に負けて故郷へUターン。2013年、静岡市こどもクリエイティブタウン『ま・あ・る』の開館から10年間、全国唯一の常設の「こどものまち」を担当。こどもの声を大切に「こども会議」や「こども店長」の活動をこどもたちと共につくりあげた。現在は常葉大学造形学部でデザイン思考を教えながら、授業から派生した清水港の天然マグロの尾の身を使ったパンの開発に企業と学生と共に挑戦中。「安心安全に自分でいられる居場所づくり」をテーマに新たな創造を模索している。

 

鈴木孝幸

1982年愛知県生まれ。2007年筑波大学大学院芸術研究科修士課程総合造形分野修了。主な展覧会に「現代美術のポジション2021-2022(名古屋市美術館)など。
身体との関わりを中心とした様々な接触を通して周囲の事物を捉え、対象の新たな側面を引き出す彫刻作品に取り組む。
近年では、目や耳の機能や集団が持つイメージ、言葉や知識が喚起する認識に着目し、対話やリサーチを積極的に行い、そこで得られた体験から、直に触れられないものにアプローチすることもまた、試みる。
用宗AIRでは、海岸から見える景色を起点に、「大崩海岸」、「伊豆半島」、「夜空の星」という、異なる時間が交錯する場所としての用宗に目を向け、作品を制作する予定。